弦を弾いた後に表示が動いても、チューナーが不正確とは限りません。実際の楽器の音程も時間とともに変化し、マイクには基本音だけでなく倍音や環境音も入ります。
音は一つの周波数ではない
ギターのA音には基本音と、その整数倍に近い倍音が同時に含まれます。マイク位置や弾き方によっては倍音の方が大きくなり、検出器は複雑な信号から知覚する音程を推定します。
弾いた直後ではなく安定部分を見る
ピックが当たる瞬間には広い帯域のノイズが生じます。強く弾くと音程が高く始まり下がることもあります。0.5〜1秒待ってから表示を読みましょう。
安定させるチェックリスト
- 他の弦を軽くミュートする
- マイクを適度な距離に置く
- 扇風機や会話などの持続音を減らす
- 同じ強さで一音ずつ弾く
セントとハーモニクス
1セントは半音の100分の1です。数セントの揺れは自然です。低い弦で基本音が不安定なときは、対応する音を理解したうえでハーモニクスを使うと確認しやすくなります。
針を完全に止めるのではなく、安定した発音が中心を一貫して通るように合わせます。