静かな部分をすべて削除すれば音声は短くなりますが、必ずしも聞きやすくはなりません。呼吸や文の間まで消すと、言葉が急ぎ足になり語尾が切れて聞こえます。良い無音除去とは、すべてをゼロにするのではなく、意味のない待ち時間だけを短くすることです。
結果を決める3つの設定
しきい値は無音と判断する音量、最小時間は編集対象にする静けさの長さ、パディングはカット前後に残す短い余白です。しきい値が高すぎると小さな語尾を失い、パディングがないと単語同士が不自然につながります。
最初は控えめな設定で、長い空白から短くし、短い呼吸は残しましょう。
録音に合わせて基準を変える
一人のナレーションはノイズが一定ですが、インタビューでは話者ごとの声量が異なります。屋外では風や車の音も変化します。最も静かな10秒と最も小さい発話の10秒を聞き比べ、その差から安全なしきい値を決めます。
自然に仕上げる手順
- 長い無音だけを選ぶよう最小時間を長めにする
- 語尾や呼吸が切れていないかプレビューする
- パディングを少しずつ減らす
- 最後に1倍速で全体を聞く
AcuAudioが目指すこと
AcuAudioは話し声とピッチを保ちながら長い待ち時間を短縮します。カット数を増やすことより、聞き手が内容に集中できる自然なリズムを作ることが目的です。
波形だけでなく耳で文の境界を確認することが、自然な無音編集の最後の一歩です。